耐震とは建物の構造上の地震対策のことです。
広義には、建物が地震に対して破壊や損傷しないようにすることをいいます。また、狭義には制震や免震の技術と区別して、建物を固くして地震動エネルギーに力で対抗するという考え方で破壊や損傷を防ぐことをいいます。
既存の建物では建築された時期によって耐震性が変わります。また、新築の建物ではその設計思想により耐震性が変わってきます。
建物の耐震性と深い関係にあるのが建築基準法です。この法律の第一条に謳われているとおり、建築基準法は技術最低基準を定めています。これまで技術の進歩に合わせて建築基準法が変化してきたことで既存建物の建てられた年代により耐震性が異なり、またこの法律が定める最低基準をどの程度上回って設計をするかによって新築建物の耐震性に差が出るのです。
政府はこのほど「200年住める家」構想を発表しました。現在は30年前後とされる住宅寿命を10年後に40年、50年後には最長200年まで延ばすことを目指す考えです。200年も人を守り続け、自身の構造を守り続ける住宅には相当な耐震性が備わっている必要があるでしょう。 ここでは皆様の家づくりに活かしていただけるよう、耐震についてその周辺知識も含めてまとめてみました。 |